AppleのAirpodsなどBlueToothのワイヤレスイヤホンが身近な存在になってきましたが、使う場面によっては少し気を使うこともあります。例えば旅行や出張で乗る飛行機。
飛行機では電波を発する機器は電源をお切りくださいとよくアナウンスされますが、「ワイヤレスイヤホンも使っちゃダメなの?」と疑問に思う方もいらっしゃると思います。
特に飛行機の中は騒がしくて休みたい時はノイズキャンセリングのイヤホンを付けてゆっくり音楽を聞きたいときもありますよね。
飛行機の中ではワイヤレスイヤホンは使えるのでしょうか?
ほとんどの飛行機ではワイヤレスイヤホンは使える

まず結論から話すとほとんどの航空会社では預け荷物に入れる必要が無く、機内に持ち込んでワイヤレスイヤホンを使うことができます。
例を上げると日本の大手航空会社のJALではこのようになってます。
JALの場合
ワイヤレスイヤホンについてですが公式ページの記載では
A:作動時に通信用の電波を発する状態にある以下のものは出発時、「ドアが閉まった時」から「着陸後の滑走が終了」するまでの間はご使用いただけません。(出力100ミリワット以下のものを除く)
中略
ただし、無線式ヘッドホン/イヤホンおよびほかの電子機器と無線通信を行う機能を有するもの(Bluetooth®など)は常にご使用いただけます。
https://www.jal.co.jp/jp/ja/dom/baggage/electronics/
という感じでドアが閉まって離着陸の前後でも、ワイヤレスイヤホンは自由に使うことができます。
ANAの場合
ANAも公式ページを見ると同様で、BlueTooth接続のヘッドホンやマウスなどの機器に関しては制限なしとのことでした。
これはBlueToothの電波の範囲があまり大きくないため、使用していても飛行に問題は無いからということみたいなのですが、機内のアナウンスでは電源を切るようにというアナウンスがされないので少し分かりづらいですね。
とにかくBlueToothのイヤホンは機内では常に使うことができるので、音楽を聞きたい時は遠慮なく使って大丈夫ということです。機内のWi-Fiは使えるまでに少し時間がかかるので音楽は事前にダウンロードしたほうが安心かもしれませんね。
その他の航空会社は機体の機種によってNGだったりとまちまちなので出発前にチェックしておくと安心ですね。
ワイヤレスイヤホンを使用するときの注意点

さて、機内でワイヤレスイヤホンが使えるということは分かりましたが、使用するときの注意点が一つだけ。
それはスマートフォンの機内モードを解除しないことです。
機内モードを解除してしまうとスマホ自体が電波を発してしまう状態になってしまうのでNGです。
機内モードをオンにしたままBlueToothをオンにして、ワイヤレスイヤホンと接続するようにしましょう。
飛行機で使いたいワイヤレスイヤホン
飛行機の中で使うとなると周りの音が気になるという人も多いと思うので、飛行機で使うのであればノイズキャンセリング機能が付いたイヤホンを選ぶのがオススメ。
中でもユーザーからの評価が高いのがSONYのWF-1000XM4というモデル。僕は先代のWF-1000XM3を使用してましたが、他社のイヤホンと比較するとノイズキャンセリング機能の高さや人混みの中での途切れにくさはおそらくどのメーカーよりも優れています。
ノイズキャンセリングをONにした状態でも連続使用可能時間が8時間と、海外などへの長距離フライトでも安心の設計。重量もケース込みで40gほどと、かさばらずに持ち運びできるのも嬉しいポイントです。
まとめ
機内でのワイヤレスイヤホンが使えるかどうかですがまとめてみると、
- 機内では常時BlueTooth接続のワイヤレスイヤホンが使える!
- ただし機内モードは絶対に解除しないこと!
- 音楽は事前にダウンロードしておくとより安心
という感じになります。参考になれば幸いです。